今日から「啓蟄(けいちつ)」。春の不調は「うるおい」と「血」で乗り切りましょう
みなさま、ごきげんよう。
いつもブログに遊びに来てくださって、ありがとうございます。
ゆる漢方マイスター順々です。
今日、3月5日から二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」ですね。
今日から3月20日の春分までの期間を指します。
「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫のこと。
つまり、土の中でスヤスヤ眠っていた虫たちが、春の暖かさを感じてひょっこりとお顔を出す、そんな時期という意味なのです。
一雨ごとに本格的な春の訪れを感じる、とてもワクワクする季節ですね。
日中暖かい日が増えて、お散歩していても大寒の頃とは違う、確かな春の気配を感じられることと思います。
でも、ちょっと待ってくださいね。
「昼間は暖かいから」と薄着で出かけると、朝夕の冷え込みにブルッとしてしまうことはありませんか?
この時期は1日の中での気温差がとても大きくて、自律神経が乱れやすく、心身ともに負担がかかりやすい時期でもあるのです。
それに、花粉症に悩まされてスッキリしない……という方も多いことでしょう。
今年も花粉の飛散と急な気温変化で、体調を崩しやすくなる方が増えるのではないかと感じています。
そんな春の不調を和らげるための、漢方専門家としてのちょっとしたコツをお伝えしますね。
それは、身体に「陰(いん:うるおい・水分)」と「血(けつ:血液と栄養)」をたっぷりと補って、「肝(かん)」の働きを助けてあげることです。
なぜ「肝」を助ける必要があるの?(漢方の根拠)
漢方の土台となっている「五行学説(ごぎょうがくせつ)」という考え方では、季節の「春」は、私たちの身体の五臓のうち「肝」と深く結びついています。
「肝」は、全身の「気(エネルギー)」を巡らせて自律神経を整えたり、「血」を貯蔵したりする大切な役割を持っています。
春は植物がぐんぐん伸びるように、私たちの「肝」の働きも活発になるのですが、寒暖差や環境の変化などのストレスで「肝」が頑張りすぎると、オーバーヒートを起こしてしまうのです。
これが、イライラや気分の落ち込み、不眠、目のかゆみなどの原因につながると考えられています。
その「肝」がオーバーヒートしないように、車のエンジンオイルのような役割をして鎮めてくれるのが「陰(うるおい)」と「血(栄養)」なのです。
だからこそ、春はこれらをしっかり補給してあげることが大切なんですよ。
🌿 どんな風に補えばいいのかしら?
毎日の食事に、少しだけ意識して取り入れてみてくださいね。
- 血を補う食材: ほうれん草、にんじん、黒ごま、クコの実、なつめ、レバー など
- 陰(うるおい)を補う食材: 豚肉、山芋、白ごま、はちみつ、旬のアサリやハマグリ など
いつものお味噌汁にほうれん草を入れたり、ヨーグルトに黒ごまやはちみつをかけたりするだけで十分ですよ。
難しく考えず、ゆる〜く取り入れてみてくださいな。
⚠️ 知っておきたい注意点・例外
ここで一つご注意いただきたいことがあります。
「陰(うるおい)」を補う食材は、性質として身体を少し冷やしやすかったり、消化に負担がかかったりするものがあります。
ですから、普段から胃腸が弱い方、お腹が冷えやすい方、軟便気味の方は、生で食べたり冷たいまま摂ったりするのは控えてくださいね。
お鍋やスープにするなど、必ず火を通して温かく、消化の良い状態で召し上がるようになさってください。
春はただでさえ心が揺らぎやすい季節です。
完璧を目指さなくて大丈夫。ご自身の身体の声をゆっくり聞いてあげてくださいね。
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このBlogは、京阪大和田駅近く、門真市との境にある守口市藤田町のヘルシーBOX立石薬店 店主・ゆる漢方マイスターの 順々 こと 立石順子が書きました。

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