アレルギーと貧血の意外な関係!医師も見逃す「かくれ貧血」に要注意
ごきげんよう~ 順々です。
「アレルギーと貧血、実は深くつながっているって知ってた?
アレルギーの症状を根本から良くするには、私たちの体のバリア、つまり「皮膚」や「粘膜」をイキイキと元気に保つことが、とっても大切なんです。
想像してみてください、もしお肌や粘膜がカサカサだったら、外からの刺激に弱くなっちゃいますよね。
漢方の世界では、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の「血」が不足すると、お肌に栄養が行き届かず、乾燥してバリア機能が低下する(血虚:けっきょ)と考えるんです。
そして、西洋医学の視点から見ても、皮膚や粘膜はタンパク質・ヘム鉄・ビタミンC・亜鉛などを材料にして作られています。
だから、もし貧血(特に赤血球の材料となるタンパク質やヘム鉄が足りない状態)だと、せっかく摂った栄養も、皮膚や粘膜を修復する大切な作業にまで回らなくなってしまうんです。
これじゃあ、体も心もなんだか不安定になって、アレルギー症状もなかなか手ごわい状態に……。
みんなで一緒に、この悪循環を断ち切りたいですよね!
お客様の事例
T.Iさん(36歳女性)
Tさんは胃腸の調子がすぐれず、アレルギー体質で湿疹もお持ちで、お医者さんから消化性潰瘍のお薬と抗アレルギー剤をもらって飲んでいらっしゃいました。
お話をじっくり伺ってみると、「階段を上るときに息切れがする」「朝起きるのが辛くてなかなかエンジンがかからない」とのこと。
これって、まさに体が「助けて!」と送る貧血のサインなんです。
でも、本当に困ったことに、Tさんのような隠れた鉄欠乏状態は、お医者さんでさえ見過ごしてしまうことが多いんです。
なぜ医師も見逃すの?(血液データの根拠)
一般的な健康診断では、ヘモグロビン(Hb)値が「11g/dl以上」あれば、「貧血なし」と判断されがちだからなんです。
血清鉄やフェリチン(貯蔵鉄)まで詳しく測ることは少ないんですよね。
Tさんのデータを見せてもらうと、ヘモグロビン値は11.2g/dlで、確かに基準(11以上)は超えていました。
でも、もっと深くデータを読み解いていくと、こんな大切なことが分かったんです。
●MCV(赤血球の容積):81fl(85fl以下なので、赤血球のサイズが小さい小球性貧血が疑われます)
.
●血清鉄(Fe):32μg/dl(50μg/dl以下なので、血清中の鉄が欠乏しています)
.
●血清フェリチン:4μg/ml以下(検出限界以下。体内の貯蔵鉄が、まるで空っぽの貯水池みたいにスッカラカンの状態でした)
.
●総鉄結合能(TIBC):372μg/dl ここで、「総鉄結合能(TIBC)」と「血清鉄(Fe)」から、鉄がどれくらい満たされているかを示す鉄飽和度(トランスフェリン飽和度)を計算してみましょう。
計算式:Fe ÷ TIBC = 32 ÷ 372 = 約8.6%
この数値が20%以下だと、明らかに貧血状態なんです(一般的な血液内科学の診断基準より)。
つまりTさんは、紛れもない潜在性鉄欠乏性貧血(かくれ貧血)だったんですね!
食事からの鉄分摂取も頑張っていらっしゃったのですが、4ヶ月経ってもなかなか改善が見られなかったため、当面は鉄剤を飲んでいただくことになりました。
アレルギーと貧血の悪循環(深い関連性) どうしてここまでアレルギーと貧血が深く関わり合っているのか、その主な理由を一緒に見ていきましょう。
慢性炎症と鉄不足
アレルギーで体に慢性的な炎症がずーっと続いていると、肝臓から「ヘプシジン」というホルモンがたくさん分泌されます。
このヘプシジンは「鉄の吸収と利用にブレーキをかける」働きがあるんです。
これでは、体の中に鉄があっても、うまく活用できない「機能的鉄欠乏」を引き起こしてしまうんですよね。
小児のリスク アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーなどがあるお子さんは、そうでないお子さんに比べて貧血(鉄欠乏性貧血)になるリスクが高い傾向があるんです。
大切な子どもたちの未来のためにも、ぜひ知っておきたい情報ですよね。
・食事制限の影響 食物アレルギーで、卵や乳製品などを厳格に制限していると、どうしても食事からの鉄分が不足して貧血になりやすくなります。
でも、諦めないでくださいね。工夫次第で、美味しく楽しく必要な栄養を摂る方法はきっと見つかります。
.
・かゆみと乾燥 鉄分が足りないと、お肌の弾力を保つコラーゲンがうまく作れなくなってしまいます。
その結果、お肌が乾燥して全身のかゆみを誘発したり悪化させたり……。
つるつる、しっとりのお肌を取り戻して、毎日を快適に過ごしたいですよね。
.
・免疫の異常という悪循環 アレルギーは免疫の過剰反応(異常)ですが、炎症が長引くことで貧血が慢性化し、粘膜が治らずさらにアレルギーが悪化する……という、なんとも嫌なループに陥りやすいんです。
このループを断ち切って、新しい自分に出会う一歩を踏み出しましょう!
.
⚠️ 注意点と例外 アレルギーが先か、貧血が先か。
まるで鶏と卵みたいで難しい部分もありますが、両面からアプローチして改善させていくことが、何よりも大切なんです。
諦めずに、一緒にベストな方法を見つけましょう。
ただし注意点として、「貧血かも!」と思って自己判断で市販の鉄サプリをむやみにたくさん飲むのは、やめてくださいね。
鉄剤は胃腸に負担をかけることが多く、胃腸が弱っている状態(脾虚:ひきょ)で無理に入れると、かえって胃もたれや吐き気を起こして逆効果になることもあるんです。
鉄剤を飲む場合は、フェリチン鉄(大豆由来の鉄)が胃の負担も少なくおススメです。
自分の体を知ることから、新しい毎日を始めましょう!
「なんとなく朝がしんどい」
「アレルギーがいつまでもスッキリしない」……それは、あなたの体が「もっと元気になりたい!」と発している大切なSOSかもしれませんよ。
このサインを見逃さないでくださいね。
お薬だけで症状を抑え込むのではなく、あなたの体質や栄養状態をしっかり知って、あなただけの「取扱説明書」を作ってみませんか?
きっと、もっと健やかな未来が待っています。
当店では、あなたの体と心にそっと向き合う「ゆる漢方®ごきげんカルテ」をお作りしています。
一人で抱え込まずに、いつでも気軽に私たちのお店に遊びにいらしてくださいね。
温かいお茶をご用意して、あなたの心に寄り添う準備ができていますよ〜!
ごきげんカルテのお申し込みやご相談は、電話やLINEから承っています。
↓ こちらからいつでもどうぞ
あなたの毎日が、ご機嫌で軽やかになりますように。
順々が、いつでもお待ちしています。
このBlogは、京阪大和田駅近く、門真市との境にある守口市藤田町のヘルシーBOX立石薬店 店主・ゆる漢方マイスターの 順々 こと 立石順子が書きました。

ヘルシーBOX立石薬店は、京阪電車・大和田駅北へ徒歩6分のところにある、
漢方・健康食品を中心に取り扱っている相談薬店です。
ご相談は、登録販売者・相談薬店・店主歴32年のゆる漢方マイスター順々が受けています。
お店の詳しい情報は、こちらをご覧ください。


