あったかインナーが肌トラブルを招く?
ごきげんよう~ ゆる漢方マイスターの順々です。
日常生活に役立つ健康情報を発信しています。
寒い日が続くと、手放せないのがあったかインナー(ヒートテックなど)ですよね。
でも、「着ると体がムズムズ、チクチクして痒い!」なんてことありませんか?
なぜ良かれと思って着ている暖かい下着が、肌トラブルを招いてしまうのか。
その主な理由と対策をまとめました。
1. なぜヒートテックで痒くなるのか?
ヒートテックをはじめとする吸湿発熱インナーは、「体から出る微量な水分(蒸気)を熱に変える」という仕組みで温かさを生み出しています。
- 肌の水分を奪いすぎる
もともと乾燥肌の人は、肌のバリア機能が低下しています。
インナーが水分を効率よく吸収しようとするため、肌に必要な潤いまで奪ってしまい、さらに乾燥が進んで痒みが出ます。 - 素材による刺激(化学繊維)
多くの発熱インナーはポリエステル、レーヨン、アクリルなどの合成繊維で作られています。
これらは吸汗性が高く便利ですが、敏感肌の人にとっては繊維の摩擦や静電気そのものが刺激になり、チクチク感や赤みの原因になります。 - 汗による蒸れと温度変化
暖房の効いた室内などで急に汗をかくと、吸湿が追いつかずに一時的に蒸れたり、逆に汗が冷える際の温度変化が肌の神経を刺激して痒みを引き起こすことがあります。
2. 痒みを防ぐための対策
「寒いのは困るけれど、痒いのも嫌だ」という場合に試してほしい工夫です。
コットン(綿)を下にかませる
一番効果的なのは、綿100%の薄いインナーを一番下に着て、その上にヒートテックを重ねる方法です。綿が肌の水分を適度に保ちつつ、直接的な化学繊維の刺激をブロックしてくれます。
素材の選択肢を広げる
最近では、肌への優しさを考慮した選択肢も増えています。
- 天然素材のインナー: 綿(コットン)やシルク、ウールなどは、吸湿性と保湿性のバランスが良く、肌トラブルが起きにくいです。
- 低刺激タイプ: ユニクロでも「ヒートテックコットン(肌に触れる面が綿100%)」という商品が出ています。
これに変えるだけで痒みが収まる人も多いです。
お風呂上がりの保湿を徹底する
肌が乾燥しているほど、繊維の刺激に敏感になります。
オリゴDNAやセラミド誘導体が入っている保湿剤(ノーマルターンスキンクリーム)で肌のバリア機能を補ってから着用するようにしましょう。
3. もし赤みや湿疹が出ているなら
単なる乾燥だけでなく、「接触皮膚炎(かぶれ)」を起こしている可能性もあります。
あまりに痒みがひどい、またはブツブツができている場合は、一度皮膚科を受診して、適切な塗り薬(ステロイド剤など)をもらうのが一番の近道です。
今お持ちのインナーを活かすなら、「綿のタンクトップを一枚挟む」のがもっとも手軽で効果的ですよ。
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