自律神経ってなに?ゆらぎやすいこころとからだの話
ゆる漢方マイスターの順々です。
最近、お店で「病院で“自律神経失調症”って言われたんですけど…」とご相談を受けることが増えています。よく聞く言葉だけど、実はこれ、ちょっと不思議な「診断」です。
「自律神経失調症」って病気?
じつは、自律神経失調症というのは「病名」ではなく、「今の状態」をあらわす言葉。検査をしても異常が見つからず、でも不調はある…。そんなときに、体とこころのバランスが乱れているサインとして使われます。
自律神経ってなんのこと?
自律神経は、血圧・呼吸・体温・消化などを自動で調整してくれている、いわば“体の司令塔”です。これには2つのモードがあります。
- 交感神経:活動モード。緊張・集中・戦うときにON。
- 副交感神経:休息モード。リラックス・眠る・癒しのときにON。
この2つがうまく切り替わらないと、体がうまく休めなかったり、逆に力が出なかったりします。

バランスが崩れるとどうなる?
- 頭痛、肩こり、手足のしびれ
- 便秘や下痢、胃もたれ
- 疲れやすい、眠れない、やる気が出ない
- 不安感、イライラ、落ち込み
…など、体とこころの両方にサインが出ます。日によって症状が変わることも。
どうして乱れるの?
いちばんの原因は「ストレス」。心で感じたことが、脳の深い部分(大脳辺縁系)を通じて、自律神経の中枢(視床下部)に影響し、バランスを乱すんです。
リズムの乱れ、季節の変化、性格や体質なども関係しますが、ポイントは「がんばりすぎ」てないか?ということ。
ゆる漢方的ケアのすすめ
- ふか〜い呼吸を3分してみる(副交感神経がONになりやすい)
- 朝ごはんをゆっくり食べる(リズムを整える)
- 湯船に10分つかる(内臓を温めることで安心スイッチが入る)
- 温灸をする 耳に当てる副交感神経をupさせます
体にやさしく触れることで、心もじわっとゆるみます。
お薬について
「自律神経そのものを治す薬」はありませんが、症状に合わせて:
- こころの薬(不安・緊張を和らげる)
- からだの薬(胃腸・筋肉のこわばり・頭痛などに)
を使うこともあります。でも、薬に頼る前に「自分にやさしくできてるかな?」を見直してみるのも大事です。
自律神経は、あなたを守るために働いてくれているもの。ときどき調子を崩すのも、休みたがっているサインかもしれません。
“いつも通りに戻す”ことより、“今の自分に合ったペース”を見つけてみてくださいね。
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