夏になると貧血がひどくなる?その5つの理由と今日からできる対策
ゆる漢方マイスターの順々です。
夏になるとめまい、立ちくらみの症状を訴える方が増えます。
それは、なつに貧血の症状が酷くなってくるからです。

夏に貧血の症状がひどくなると感じるのには、主に次のような5つの理由が考えられます。
1. 汗による鉄分の排出
夏はたくさんの汗をかきますが、汗には水分だけでなく、鉄分をはじめとするミネラルも含まれています。通常、汗で失われる鉄分はごくわずかですが、毎日大量に汗をかく状況が続くと、体内の鉄分が不足しやすくなり、貧血の症状につながることがあります。
2. 夏バテによる食欲不振と栄養不足
夏の暑さで自律神経が乱れると、胃腸の働きが低下し、食欲不振に陥りがちです。いわゆる「夏バテ」の状態です。
そうめんや冷たい飲み物など、さっぱりしたもので食事を済ませることが増えると、血液の材料となる鉄分やタンパク質、ビタミンB群などの栄養素が不足しやすくなります。これが貧血を引き起こしたり、悪化させたりする大きな原因となります。
3. 水分の過剰摂取による血液の希釈
熱中症対策として水分をたくさん摂ることは非常に重要です。しかし、食事をしっかり摂らずに水分ばかりを摂取していると、一時的に血液が薄まり、血液中の赤血球の割合(ヘモグロビン濃度)が低下して、貧血のような状態になることがあります。
4. 自律神経の乱れ
厳しい暑さや、冷房の効いた室内と屋外との激しい温度差は、体温調節などを司る自律神経に大きな負担をかけます。自律神経が乱れると、血行不良や胃腸機能の低下などを招き、めまいや立ちくらみといった貧血に似た症状(脳貧血)を引き起こしやすくなります。
5. 睡眠不足による造血機能の低下
熱帯夜などで寝苦しい夏は、睡眠不足になりがちです。実は、睡眠中には体を修復し、新しい血液を作る「造血」も行われています。睡眠時間が不足したり、睡眠の質が低下したりすると、この造血機能がうまく働かなくなり、貧血につながる可能性があります。
夏の貧血対策
- バランスの取れた食事を心がける:
鉄分が豊富なレバー、赤身の肉、魚(カツオ、マグロなど)、ほうれん草、小松菜、ひじきなどを意識して摂りましょう。
また、鉄の吸収を助けるビタミンC(ピーマン、ブロッコリー、柑橘類など)や、赤血球を作るのに必要なタンパク質、ビタミンB12、葉酸も一緒に摂ることが大切です。 - 適切な水分補給:
水分補給は大切ですが、一度にがぶ飲みするのではなく、こまめに飲むようにしましょう。
麦茶や経口補水液など、ミネラルも補給できる飲み物もおすすめです。
熱中症以外で市販の経口補水液を飲む場合は、水などで薄めて飲んでください。
「グリーンピュアレ」や「サンゴくん」もおススメです。 - 質の良い睡眠を確保する:
寝る前にぬるめのお風呂に浸かったり、寝室の温度や湿度を快適に保ったりして、ぐっすり眠れる環境を整えましょう。
貧血は血液データが正常範囲内でも隠れ貧血ということもあります。
困った症状がある場合には、こんな小さなことと放っておかずご相談ください。

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