二十四節気 大暑・たいしょ

【大暑と夏の土用】一年で最も暑い時期の過ごし方
本日7月22日から立秋(8月7日頃)までの期間は「大暑(たいしょ)」と呼ばれ、一年で最も暑さが厳しい季節です。
この時期を健やかに乗り越えるための、東洋医学に基づいた過ごし方のポイントをご紹介します。
なぜ夏は体調を崩しやすいのか?
夏は、厳しい暑さと長い日照時間により、私たちの身体に大きな影響を与えます。
- エネルギー消耗の増加: 活動量が増え、たくさんの汗をかくことで、生命活動の源である「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」が全て消耗しやすくなります。
- 胃腸への負担: 暑さから冷たい飲食物を摂る機会が増え、無意識のうちに胃腸の働きを弱らせがちです。
これらの要因が重なることで、食欲不振、下痢、便秘といった胃腸の不調が現れやすくなります。
「夏の土用」は心と体のメンテナンス期間
大暑の時期は、「夏の土用(どよう)」とも重なります。(2025年の夏の土用は7月19日~8月6日)
土用は、季節の変わり目にある約18日間の「移行期間」で、年に4回あります。
この期間は、次の季節へスムーズに移行するために、心と体をじっくりとメンテナンスする大切な時期です。
【2025年の土用】
- 冬の土用: 1月17日~2月2日
- 春の土用: 4月17日~5月4日
- 夏の土用: 7月19日~8月6日
- 秋の土用: 10月20日~11月6日
土用の期間は、一度立ち止まり、体内の老廃物や不要な感情を手放し、消耗した体を補うことを意識して過ごしましょう。
土用の丑の日と「うなぎ」の賢い食べ方
夏の土用といえば「うなぎ」が有名です。今年の土用の丑の日は7月19日と7月31日です。
漢方において、うなぎは消耗した「気」や「血」を補う優れた食材であり、夏バテ対策には理にかなっています。
しかし、一方で注意点もあります。うなぎは「肥甘厚味(ひかんこうみ)」と呼ばれる、脂っこく、甘く、味の濃い食べ物でもあり、胃腸に負担をかける可能性があります。
うなぎを食べる際は、消化を助け胃もたれを防ぐ山椒(さんしょう)を忘れずに振りかけましょう。
何よりも大切なのは「胃腸の元気」
どんなに栄養価の高いものを食べても、胃腸が元気でなければ、それを消化・吸収し、エネルギーに変えることはできません。
もし今、胃の調子が優れないと感じているなら、無理にうなぎで精をつけるのではなく、まずは温かく消化の良い食事を心がけ、胃腸を休ませてあげることが大切です。
夏の不調や食欲不振が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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夏の養生
二十四節気 夏至
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