二十四節気 小満・しょうまん 梅雨の不調を乗り切る「湿邪」の養生

ごきげんよう~
ゆる漢方マイスターの順々です。
本日5月21日から芒種(6月5日)までの期間は「小満」と呼びます。
これは、1か月後の夏至(6月21日)に向けて陽気が増し、万物が成長する気が天地に満ち始める頃だからです。
草木の枝葉が伸び、新緑が鮮やかに茂り、梅の実がなる季節ですね。
平年であれば沖縄が梅雨入りし、他の地域も梅雨の走りに入る頃ですが、今年はなんと6年ぶりに沖縄よりも先に九州南部が全国トップで梅雨入りしたそうです。
気象も変化が著しく、「平年は」という言葉が通用しなくなりつつあります。
しかし、漢方の原理原則は変わりません。
変化に適応する部分と、大切な原理原則である「中庸(バランス)」が大切だと感じています。

漢方でいう「湿邪(しつじゃ)」とは?
自然界の雨は大地を潤し、私たち人間を含め、生命にとって大切な水です。
しかし、外側の湿気を体が処理できる許容範囲を超えてしまうと、さまざまな不調が現れます。
この、体が対応できない量の湿気を漢方では「湿邪」と呼びます。
湿邪は体の不調だけでなく、心にも負担をかけ、不安感や焦燥感といった心の不調にも繋がることがあります。
私自身は、体に水分をため込みやすいタイプですので、この時期は体が重くだるく感じ、足が浮腫みます。しかし、今は養生で楽に過ごすことが出来ています。
漢方の智慧を活用し、自分の体の状態や外側の季節からの影響を知って整えることで、不快を感じることが多い梅雨の季節を乗りきりましょう。
自分の許容範囲を広げることができれば、梅雨時のつらい不調を未然に予防できます。
これこそが漢方の「未病先防(みびょうせんぼう)」です。
これから梅雨にかけて出やすい不調
湿邪の影響で、これから梅雨にかけて出やすい不調は以下の通りです。
- むくみがひどくなる
- 頭が重い感じの頭痛やめまい
- 体が重だるい
- 眠くてだるい
- 胃もたれしやすい
- 下半身が冷える
- 腰痛や関節痛が出やすい
- 軟便や下痢になりやすい
- 湿疹がひどくなる
- 痰が絡む咳が出る
- 水っぽいオリモノが多くなる
- 膀胱炎になりやすい
- 体重が増加しやすい
これらの不調を感じたら、それは湿邪の影響かもしれません。
食材として湿邪改善に役立つものとして、キャベツ、そら豆、春雨などがあります。
これらは、水分代謝を高めてくれます。
店頭では、タンポポ茶をお勧めすることが多いです。
自分の体と向き合い、漢方の智慧を借りて梅雨を快適に過ごしましょう。
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