繰り返す口内炎、その原因は?漢方と養生法で健やかな口内環境を取り戻そう!

ゆる漢方マイスターの順々です。
今日は口内炎の話です。
「口内炎が痛くて食事がつらい…」「何度も繰り返す口内炎に悩んでいる…」そんな経験はありませんか?食事を楽しく美味しく食べられないのは嫌ですよね。
口内炎は、口の中や舌の粘膜にできる炎症の総称で、症状によっていくつかの種類に分けられます。
口内炎の種類と症状
- びらん性口内炎: 粘膜がただれ、赤いびらんができる
- 潰瘍性口内炎: 粘膜が深くえぐれ、白い潰瘍ができる
- アフタ性口内炎: 境界のはっきりした、白い円形の潰瘍ができる
口内炎は、食事の際に痛みを感じたり、味が分かりにくくなったりと、日常生活に支障をきたすことがあります。
口内炎の一般的な原因
- 機械的刺激: 食べ物や矯正器具などによる傷、やけど
- 口腔内の衛生状態の悪化: だ液の分泌不足など
- 全身の体調不良: 体力低下、ビタミンB2不足、薬の副作用
- がん治療の副作用: 放射線治療や抗がん剤
漢方医学からみる口内炎の原因
漢方医学では、口内炎の根本的な原因は「熱」にあると考えられています。
この「熱」には、大きく分けて2つのタイプがあります。
- 実熱: 体内に余分な熱が溜まっている状態(食べ過ぎ、ストレスなど)
- 虚熱: 体に必要な潤いなどが不足している状態(体質、慢性疾患など)
また、口内炎は、寝ている間にだ液の分泌が減ることで起こりやすいとされています。
だ液の減少には、以下の原因が考えられます。
- 胃熱: 胃に熱がこもり、それが口腔内に影響を与える
- 脾胃の機能低下: 胃腸が弱く、体に必要な水分を十分に送れない
- 体の水分不足: もともと体の水分保持量が少なく、粘膜が乾燥しやすい
口内炎と自律神経の関係
口内炎は、自律神経の乱れ、特に交感神経の過剰な働きによっても引き起こされると考えられます。
- 抗生物質やステロイド剤、放射線、抗がん剤などは、交感神経を刺激し、だ液の分泌を低下させます。
- 胃腸の働きは副交感神経がコントロールしていますが、ストレスなどで副交感神経の働きが低下すると、胃腸機能が弱まり、口内炎につながることがあります。
漢方による口内炎の治療
漢方医学では、口内炎の原因となる「熱」を取り除くために、以下のような漢方薬が用いられます。
- 胃熱: 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
- 脾胃湿熱: 茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)
- 脾胃不和: 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)
これらの漢方薬は、体の状態に合わせて選ぶ必要があるので、専門家と相談することをおすすめします。
漢方系の食品では、通竅(つうきょう)やササパワーGOLDをおススメすることが多いです。
粘膜を強くしていきます。
口内炎を予防・改善するための養生法
口内炎を予防・改善するためには、日頃の生活習慣を見直すことも大切です。
- バランスの取れた食事: ビタミンB群を意識して摂りましょう。
- 十分な睡眠: 夜更かしは避け、質の良い睡眠をとりましょう。
- ストレス解消: 自分に合った方法でストレスを解消しましょう。
- 食生活の改善: 甘いもの、辛いもの、アルコールの摂りすぎに注意しましょう。
- 適度に苦味や酸味のある食品を: 精神を安定させ、自律神経を整える効果が期待できます。
まとめ
口内炎は、体の内側からのサインかもしれません。
漢方薬や養生法を試して、健やかな口内環境を取り戻しましょう。
こちらの記事もお役にたてると思うので読んでみてね。
口の中や舌にできるイヤ~な炎症
花粉に負けない!粘膜を強く

このBlogは、門真市との境にある守口市藤田町の
ヘルシーBOX立石薬店 店主
ゆる漢方マイスターの
順々 こと 立石順子が書きました。
ヘルシーBOX立石薬店は、京阪電車・大和田駅北へ徒歩6分のところにある、
漢方・健康食品を中心に取り扱っている相談薬店です。
ご相談は、登録販売者・相談薬店・店主歴31年のゆる漢方マイスター順々が受けています。
お店の詳しい情報は、こちらをご覧ください。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ヘルシーBOX立石薬店
ゆる漢方マイスター順々
大阪府守口市藤田町5丁目4ー3
0120-868-203
https://www.tateishiyakuten.com/
営業時間:10時~19時
水・土は16時まで
店休日:日曜・祝日・土曜は不定休
🌸商品の発送承っております。
https://healthybox.thebase.in
BASE非掲載商品のご注文は、LINEメッセージまたはDMからお願いいたします。
🌸オンライン相談受付中 まずはお電話でご連絡ください。
🌸LINE公式アカウント https://lin.ee/hV0MaMC
「@tateishi」「ヘルシーBOX立石薬店」で検索
🌸Instagram https://www.instagram.com/tateishiyakuten
🌸 YouTube「健康そうだったのかチャンネル」
https://www.youtube.com/@yurukanpoujunjun/videos



