体の潤い不足?陰虚(いんきょ)の症状と対策

ゆる漢方マイスターの順々です。
今日は潤い不足、陰虚の話です。
あなたは、こんな症状に悩んでいませんか?
- 肌や髪の乾燥
- のどの渇き
- 手足のほてり
- 寝汗
- 寝つきが悪く、眠りが浅い
これらの症状は、東洋医学でいう「陰虚(いんきょ)」のサインかもしれません。
陰虚とは?
陰虚とは、体に必要な潤いである「陰」が不足した状態のことです。加齢やストレス、生活習慣の乱れなどによって引き起こされます。
陰虚の主な症状
陰虚になると、以下のような症状が現れやすくなります。
- 体の乾燥(肌、髪、喉、目など)
- ほてり、のぼせ
- 寝汗
- 不眠
- イライラ
- 便秘
陰虚になりやすい人の特徴
- やせ型で太りにくい
- 40代以降の更年期世代
- ストレスを抱えやすい
- 睡眠不足
- 辛いものや脂っこいものが好き
陰虚の改善方法
食生活の改善:
潤いを与える食材(例:梨、ぶどう、トマト、豆腐、白きくらげ)を積極的に摂る。
辛いもの、脂っこいもの、アルコールは控える。
生活習慣の改善:
十分な睡眠を確保する。
ストレスを溜め込まないように、リラックスする時間を作る。
適度な運動をする。水泳やアクアビクスのような水中運動がおすすめです。
ツボ押し:
太谿(たいけい):内くるぶしの後ろ側のくぼみ。
湧泉(ゆうせん):足の裏、指を曲げた時にできるくぼみ。
金津(きんしん)・玉液(ぎょくえき):のどぼとけの左右



漢方薬 漢方系食品
麦門冬湯(ばくもんどうとう):肺を潤し、咳や喉の渇きを改善。
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん):目の疲れやかすみ、めまいなどを改善。
ショウミャク紅景天:肝・心・腎を整え、心身のバランスを改善。
亀齢寿(きれいじゅ):滋養強壮の効果が期待できます。
エネスポ:不足したエネルギーを補給します。
- 陰虚の症状は、他の病気と間違えやすい場合があります。気になる症状がある場合はご相談ください。
- 漢方薬は、体質や症状に合わせて選ぶ必要があります。自己判断で服用せず、専門家に相談しましょう。
まとめ
陰虚は、体の潤い不足によって様々な不調を引き起こします。
食生活や生活習慣を見直し、適切なケアを行うことで、健やかな毎日を送ることができます。

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陰虚タイプ
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