二十四節気 小寒・しょうかん
1月5日から1月20日の大寒までの期間が小寒(しょうかん)です。
寒さが厳しくなり、これからが冬本番になっていきます。
この小寒が寒の入りで2月2日の節分までを「寒の内」といい、味噌や日本酒などの寒仕込みが行われます。
自然の厳しい寒さが雑菌の増殖を抑え、ゆっくり発酵させ深みを出し味に影響を与えていきます。
素晴らしい先人の知恵ですね。
東洋医学では、この厳しい寒さを「寒邪・かんじゃ」という邪気としてとらえます。
寒邪は、六淫と呼ばれる6つの外邪(体の外から侵入して病気を引き起こす要素)の一つです。
寒邪は、文字通り寒さが原因で、冬の寒い時期や、冷房の効きすぎた部屋など、体が冷える環境に長くいることで体内に侵入すると考えられています。
寒邪の特徴
- 性質: 収引(縮こまる)、凝滞(流れが滞る)
- 侵入経路: 皮膚、呼吸器
- 影響を受ける臓腑: 腎、脾、肺
- 症状:
- 全身症状:悪寒、発熱、頭痛、身体の痛み
- 局所症状:冷え、痛み、こわばり、下痢、尿量増加、咳嗽、喘息
寒邪による具体的な症状
- 冷え: 手足の冷え、腰や腹部の冷えなど。
- 痛み: 関節痛、筋肉痛、頭痛など。
特に、冷えると悪化する痛みが特徴です。 - こわばり: 肩こり、首こり、腰痛など。
- 消化器症状: 下痢、腹痛、食欲不振など。
- 呼吸器症状: 咳、喘息、鼻水など。
- 泌尿器症状: 頻尿、尿量増加、夜間尿など。
- 婦人科症状: 月経痛、月経不順、不妊など。
寒邪への対策
寒邪の侵入を防ぎ、体を温めることが重要です。
- 体を冷やさない: 暖かい服装を心がけ、冷房の効きすぎに注意する。
- 温かいものを食べる: 生姜、ネギ、ニラなど、体を温める食材を積極的に摂る。
- 適度な運動: 血行を促進し、体を温める。
- 入浴: 湯船にゆっくりと浸かり、体を温める。
- ストレスをためない: ストレスは体を冷やす原因となる。
- 漢方薬: 寒邪による症状が重い場合は、漢方薬の服用も有効。
寒邪が関係する病気
- 風邪
- インフルエンザ
- 気管支炎
- 喘息
- 関節リウマチ
- 腰痛
- 下痢
- 月経痛
まとめ
寒邪は、体の冷えから様々な症状を引き起こす外邪です。
普段から体を冷やさないように注意し、寒邪の侵入を防ぐことが大切です。
もし寒邪による症状が現れた場合は、早めに適切な対策をとりましょう。
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二十四節気
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