骨折と骨密度と骨質
お客さまから質問がありました。
骨密度は高いのに頻繁に骨折をしてしまうとのこと。
それは、骨質の問題ですねとお答えさせていただきました。
今日はこれらのことについて書きました。
骨密度
骨密度とは、骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を指します。 骨密度は骨の強度に大きく影響し、骨密度が低いほど骨がもろくなり、骨折しやすくなります。 骨密度は加齢とともに低下し、特に女性は閉経後に急激に低下します。
骨質
骨質とは、骨の構造や質を指します。 骨質は、骨の微細構造、骨代謝回転の速さ、微小骨折の有無、石灰化の度合いなどによって決まります。 骨質が悪くなると、骨のしなやかさが失われ、骨密度が高くても骨折しやすくなります。
骨折
骨折は、骨に外部からの力が加わって、骨が折れたり、ひびが入ったりした状態を指します。 骨折は、骨粗鬆症、転倒、スポーツ外傷など、さまざまな原因で起こります。
骨密度と骨質と骨折の関係
骨の強度は、骨密度と骨質の両方によって決まります。 骨密度は骨強度の約70%を占め、骨質は約30%を占めます。 つまり、骨密度が高くても、骨質が悪ければ骨折しやすくなります。 逆に、骨密度が低くても、骨質が良ければ骨折しにくい場合があります。
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨質が悪くなって、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。 骨粗鬆症は、加齢、閉経、運動不足、栄養不足、喫煙、過度の飲酒などが原因で起こります。 骨粗鬆症の予防には、バランスの取れた食事、適度な運動、日光浴などが大切です。
まとめ
- 骨の強度は、骨密度と骨質の両方によって決まります。
- 骨密度が高くても、骨質が悪ければ骨折しやすくなります。
- 骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨質が悪くなって、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
- 骨粗鬆症の予防には、バランスの取れた食事、適度な運動、日光浴などが大切です。
骨質を維持するためには、コラーゲンやビタミンKなどの栄養素を摂取することも重要です。
骨密度を定期的に検査することも大切です。
骨質をより良くするためのコラーゲン補給にツバメの巣をお勧めしています。
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