冬の乾燥と血栓の関係、そして予防法
冬は空気が乾燥し、体内の水分が失われやすい季節です。
私たちが気づかないうちに脱水状態に陥り、血液がドロドロになることで、血栓ができやすくなる危険性が高まります。
血栓は、血管の中で血液が固まってできる塊のこと。
これが血管を詰まらせてしまうと、脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こす可能性があります。

冬に脱水が起こりやすい理由
冬に脱水が起こりやすいのは、以下の要因が考えられます。
- 外気の乾燥: 冬の空気は水分量が少なく、皮膚や呼吸を通して体内の水分が奪われやすくなります。
- 暖房による室内の乾燥: 暖房器具を使用することで、さらに室内の湿度が低下し、乾燥を加速させます。
- こたつでうたたね: こたつに入ると、体の芯から温まり、気づかないうちに汗をかいて水分を失ってしまいます。
また、こたつでうたた寝をしてしまうと、長時間同じ体勢でいることになり、血行が悪くなり、血栓のリスクを高めます。 - 電気毛布の使用: 電気毛布は、体を温めるのに効果的ですが、長時間使用すると、発汗による脱水を引き起こす可能性があります。
- 厚着: 厚着をすることで、汗をかきやすくなりますが、冬は汗をかいても蒸発しにくいため、脱水症状に気づきにくいことがあります。
- 水分摂取の減少: 夏に比べて、冬は喉の渇きを感じにくいため、水分摂取量が減ってしまう傾向があります。 特に、高齢者は、喉の渇きを感じにくくなるため、注意が必要です。
就寝中の脱水に注意!
特に注意が必要なのが、就寝中の脱水です。
睡眠中は、呼吸や皮膚からの蒸散によって水分が失われます。
また、冬は暖房器具を使用するため、室内の湿度が低くなり、さらに脱水が起こりやすくなります。
就寝前に水分を摂取せずに寝てしまうと、睡眠中に血液が濃縮され、血栓のリスクが高まります。
血栓を予防するために
血栓を予防するためには、以下の点に注意することが大切です。
- こまめな水分補給: 喉が渇いていなくても、こまめに水分を摂取するように心がけましょう。
特に、起床後、就寝前、入浴後、運動後などは、積極的に水分を補給しましょう。
1日に必要な水分量は、体重1kgあたり約30mlと言われています。
例えば、体重60kgの人であれば、1日に約1.8Lの水分が必要です。
水分補給には、水やお茶などがおすすめです。
コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物は、利尿作用があるため、水分補給には適していません。
また、ジュースやスポーツドリンクなどの糖分が多い飲み物は、カロリー過多になる可能性があるため、注意が必要です。
一度にたくさん飲むというより、一口ずつこまめに飲むというのが良いです。 - アルコール摂取を控える: アルコールには、利尿作用があるため、脱水を促進します。
特に、夜間の大量飲酒は、脱水症状を悪化させる可能性があるため、控えましょう。 - 室内の湿度管理: 室内の湿度を50~60%に保つようにしましょう。
加湿器を使用したり、濡れタオルを干したりするなどして、湿度を調整しましょう。 - 適度な運動: 適度な運動は、血行を促進し、血栓の予防に効果的です。
軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。 - バランスの取れた食事: ビタミンK、食物繊維、EPA・DHAなどを積極的に摂取しましょう。
ビタミンKは、納豆、ほうれん草、小松菜などに多く含まれています。
食物繊維は、野菜、果物、海藻、きのこなどに多く含まれています。
EPA・DHAは、イワシ、サバ、サンマなどの青魚に多く含まれています。 - 入浴時の注意点: 熱いお風呂に長時間浸かることは、血圧の変動や脱水を招き、血栓のリスクを高める可能性があります。
ぬるめのお湯に短時間浸かるようにしましょう。
また、入浴前後に水分補給をすることも大切です。 - 定期的な健康診断: 定期的な健康診断を受け、血圧、血糖値、コレステロール値などをチェックしましょう。
- 禁煙: 喫煙は、血管を収縮させ、血栓のリスクを高めます。
禁煙することで、血栓のリスクを減らすことができます。
漢方の活用
漢方の中には、血栓の予防や治療に効果的なものがあります。
- 循環元: 血液循環を改善し、血栓を予防する効果があります。
また、出来てしまった血栓を溶かす働きもあります。 - 田七人参: 血液をサラサラにし、血栓を予防する効果があります。
冬の乾燥対策
冬は、空気が乾燥し、肌の乾燥や喉の痛み、風邪などを引き起こしやすくなります。
乾燥対策として、以下の点に注意しましょう。
- 加湿器の使用: 加湿器を使用して、室内の湿度を50~60%に保ちましょう。
- 洗濯物の室内干し: 洗濯物を室内に干すことで、湿度を上げることができます。
- こまめな換気: 換気をこまめに行い、新鮮な空気を取り込みましょう。
- 保湿剤の使用: 肌の乾燥を防ぐために、保湿剤を使用しましょう。
- マスクの着用: マスクを着用することで、喉の乾燥を防ぐことができます。
まとめ
冬は、乾燥や寒さによって、血栓ができやすい季節です。
血栓は、脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こす可能性があります。
日頃から、こまめな水分補給、適度な運動、バランスの取れた食事などを心がけ、血栓を予防しましょう。 また、室内の湿度管理や乾燥対策も大切です。

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瘀血の話
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