お客様からの相談 橋本病
ゆる漢方マイスターのじゅんじゅんです。
お客様に相談を受けました。
お友達が橋本病になられて入院されていたとのお話。
昨日、退院されてきてどの様にしてあげれば良いかとのご相談でした。
お友達は、お一人暮らしだそうで、食事をもっていっても食べられないと言われ、どうしてあげれば良いか心配で。。。とのこと
橋本病は、甲状腺に慢性的な炎症が起こり、甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気です。
自己免疫疾患の一つで、自分の免疫システムが誤って甲状腺を攻撃してしまうことが原因です。
主な症状
初期には自覚症状がないことも多いですが、病気が進行すると下記のような症状が現れます。
- 倦怠感、疲労感
- 無気力、抑うつ
- 冷え性
- むくみ
- 体重増加
- 便秘
- 月経不順
- 皮膚の乾燥
- 髪の毛のパサつき、抜け毛
漢方における橋本病の捉え方
漢方では、橋本病は「気虚」「陽虚」「痰湿」「瘀血」などの状態が組み合わさって起こると考えます。これらの状態は、西洋医学的な検査だけでは把握できない体質や症状を表しています。
- 気虚: 元気がなく、疲れやすい状態
- 陽虚: 冷えやすく、代謝が低下している状態
- 痰湿: 水分代謝が悪く、むくみやだるさがある状態
- 瘀血: 血流が悪く、冷えや痛みが生じやすい状態
漢方治療のアプローチ
漢方では、個々の体質や症状に合わせて漢方薬を選び、上記の「気虚」「陽虚」「痰湿」「瘀血」などの状態を改善していきます。
- 代表的な漢方薬:
- 補中益気湯: 気虚を改善し、元気を補う
- 人参養栄湯: 気虚と血虚(血液不足)を補う
- 当帰芍薬散: 瘀血を改善し、冷えや痛みを和らげる
- 苓桂朮甘湯: 水分代謝を改善し、むくみをとる
とにかく、漢方薬や漢方食品で体力、気を補ってあげれることが重要ですよとお話しました。
でも、今は気虚や瘀血などで、ふらふらで考えがまとまらないと思うので、少し待ってあげてはともお話しました。
しんど過ぎて優しさを受け入れられないような気もしたからです。
ご本人からご相談があった場合は、上記の漢方薬や、発酵紅参、エネスポなどをおススメすると思います。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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