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肺炎の話

  
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肺炎の話

咳が止まらないとおっしゃる方が病院を受診されて

間質性肺炎ですねと診断されたとご相談を受けました。

病院では治らない病気のように言われてしまったとのこと・・・

でも、漢方でしっかりと対処すれば、間質性肺炎でも楽に生活することは可能です。

肺は空気の通り道である気道を通して直接外と接しており、様々な病原菌にさらされやすくなっています。

肺炎は外界と直接接しているが故に引き起こされる肺胞の炎症のことを言います。

肺炎には細菌性肺炎、過敏性肺炎などがありますが、同じように肺炎とついていても間質性肺炎は少し違います。

 細菌性肺炎

  病気のタイプは原因である細菌の種類によって違います。

  ブドウ球菌が原因の場合は、病巣が小さく気管支炎のようになり、

  肺炎球菌が原因の場合は、肺葉全体を痛めてしまいます。

  細菌性肺炎の多くは、重大な病気の合併症で発症する以外は、抗生物質などがよく効きます。

 過敏性肺炎

  これはアレルギー性肺炎ともいいます。

  肺胞内に侵入したカビや粉塵などのアレルギーのもとに対して反応して炎症が起こるタイプです。

  アレルギーのもとになる原因を遠ざけることで治ります。

 間質性肺炎

  肺胞の中で炎症が起こる一般の肺炎とは異なり、肺胞上皮や肺胞の壁に損傷が起こり、肺胞そのものがつぶれてしまいます。

肺の組織である肺胞(はいほう)はブドウの房のようなイメージです。
そのブドウの房の1つ1つが小葉(しょうよう)と呼ばれます。

小葉どうしの間の部分を間質(かんしつ)といいます。
この間質に炎症や線維化が起こることを間質性肺炎といいます。

線維化とは、炎症が起きることで肺胞が膨らみにくくなり硬くなり、肺そのものにまで影響が出て、肺組織そのものが変わってしまうことです。

  多くは原因が不明とされ、特発性間質性肺炎と言われます。

  肺胞のつぶれが肺全体に及んでしまうととても危険です。

  肺胞はその上皮から分泌されるサーファクタントという表面活性物質によって膨らんだ状態を保っているのですが、間質性肺炎はこのサーファントが失われることにより肺胞がつぶれてしまうのではないかと考えられています。

  ウイルス性肺炎の多くも、上皮が障害されるので肺胞がつぶれやすくなってしまいます。

  症状は、発熱、咳、たん、呼吸困難です。

漢方で進行を抑え、楽に呼吸が出来るようになります。
ご相談ください。

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